139 ロンドンの笑顔
2012年 夏
ロンドンオリンピック日本女子の3人の戦いを見て、私は、非常に大きな衝撃を受けました。
現役の頃、アーチェリーにおいても
戦いには、殺意はあっても、笑顔はない!
と思っていました。大会では、相手にガンを飛ばすことはあっても、敵と笑顔でおしゃべりするなんてことはありません。また、仲間であっても、緊張感の中、静かに集中しているので、楽しそうに笑うなんてことはありませんでした。
シューティングライン上では、
いくぜー! オー!
的な感じでしたし、当たれば…
よっしゃー! ヤー!
外せば…
ガンバー! ヤー!
てなか感じの軍隊的オラオラ系でした(個人的にはその雰囲気大好きでした)。
なのに、彼女たちは、ニコニコ笑っています。しかも、外したときですら、笑顔を見せている…
こら、なめてんのか
そして、その結果がこちら…
快挙! 銅メダル!
すごいですね……。
あんなこと言ってごめんなさい。
私は、
良いと思うことは、プライドを持たずに、すぐ真似る。
彼女たちの笑顔は、私の目標になりました(笑)
で、今日の結果…?!
244点(昨日のベスト265点)
ちーん♪
明るく楽しめた…?!
ふふふ…
当たらなければ楽しくない!
外したのに笑えるはずがない!
まだまだ煩悩に完璧に負け続けております。
早川選手、川中選手、蟹江選手、
素晴らし過ぎです!
貴方達の素晴らしい笑顔、どこまで近付けるか分かりませんが、引き続き私の目標にしたいと思います。
アーチェリー中の笑顔って難しい。
そんなことを感じた今日この頃です。