168 リムの進化に驚愕しました。
ちょうど四半世紀前の夏
つまり、大学4年生のときのこと、関東個人選手権大会予選に出場しました。
この大会は、アーチェリーをやる関東の大学生全員が出場していたであろうビッグな大会でした。大会前の数日、こっそりと射場へ行き、軽めの練習とサイト取りをしました。
思い入れのある大会でしたので、詳しくはまた後日。そして、何とかこの予選大会を通過した私は、1ヶ月後の関東個人選手権大会本選に出場しました。
シングルラウンドです。
つまり
90M36射、70M36射、50M36射、30M36射の1440点満点の競技です。
問題は、90Mと70M。
当時大学のアーチェリーは50M、30Mのショートハーフがメインでした。実は私はシングルラウンドの大会とその直前のサイト取りのとき以外、この2つの距離を射ったことはありませんでした。
特に90Mは、やりたくもありませんでした。なぜなら…
逆サイトだから
当時、実質40ポンドを超えていましたが、逆サイトにしないとサイトが全く取れませんでした。ちなみに使っていたのは…
ニシザワ FORMULA CCX
当時の返りの速いリムです。
時は流れ… 25年後…
90M 射ちました。
90M、逆サイトでなくても大丈夫!
実質ポンドはあの日より約5ポンド低い38ポンド。使用しているリムは…
HOYT VELOS
使用している矢は、今も昔もACE!
つまり、
弓具の進化は凄まじい!
ということですね。
ただただ感動(涙)
167 アーチェリーはお金がかかるので、私は理科の教科書を読んでいます。
アーチェリーは、お金がかかり過ぎます。
私がこれまでやってきたスポーツは、道具や大会参加費、練習等にお金がかかるものばかりでした。しかし、その中でもアーチェリーは、2番目にお金がかかりました。
ちなみに、アーチェリーより、お金がかかるスポーツと言えば…
ゲレンデスキー。
ブーツは高いし、何年かに一度、買い替え必要。ヘルメットも同様。板は新しいものが欲しくなるし、ウエアは当然、カッコいいものが欲しい。中に着るインナー系もめちゃめちゃ高い。初期投資も維持も費用がベラボーにかかり過ぎる。その上、練習に行くためのガソリン代も高ければ、シーズン券代もすごく高い。
スキーとは、金持ちか独身貴族のスポーツなのである。
では、金持ちでも、独身貴族でもない人がするスポーツの中で、最もお金がかかるものは何でしょうか?
そうです。それが…
ザ・アーチェリー
下手な奴が道具にお金をかけるのは、アホだ的な記事も目にします。まー、そうだなと思う部分もありますが、どうにもならないところも多々あります。
例えば、サイト。
5000円を切るような初心者向けと書かれたサイトたち。私も昔はサイトなんて、あればいい、何でもいい、と思ってました。結論から言えば、1万円を超えるものは使えましたが、私が見てきた5000円以下の初心者向けと書かれたサイトたちのいくつか(5種類くらい)は、競技に使用するのは不向きでした。
まず、作りがちゃっちいです。使用を重ねると、振動に耐えられず、色んなところがすぐに緩んできます。1、2年も使うと、射つ度に手で締め直さなければいけないものも出てきます。動きも、1年持たずに悪くなるものが出始めたりします。
簡単にサイトが緩んだらダメでしょ
サイトには、1万円以上投資しないと、かえって大きく損することになると思います。ま、1万円超えればいいと言うものでもないですがね、個人的な目安として…。
残念ながら、初心者向けのサイトは、近い将来買い替えたくなると思います。
もしかしたら、現在、私の知らない、5000円以下なのに「良いもの」があるかもしれません。もしそうだった場合は、それはそれで良いですね。
【サイトに求められる性能 ①】
セットした位置から…
勝手に動かない!
【サイトに求められる性能 ②】
できれば、70M、逆サイトにはしたくないので…
横と縦の棒が長い!
難しいことは、置いといて、サイトに最低限求めるのは、この2つですね。
何がオススメですかと問われれば、条件①を満たすもので、あとは筋力次第で、条件②を提示します。
気付くと話は逸れましたが、今夜、私が言いたかったことは、
アーチェリー(競技)は、
なんだかんだ言っても、
なんだかんだお金がかかるものなんだ。
と言うことです。
うちの中学生の娘は、受験生なのに、塾に行かせてもらえず、家庭教師も付けてもらえないのです。
だって
父がアーチェリーしてるので…
少々責任も感じるので、日々、父、家庭教師やってます。やるからには本気を出して…。仕事のあとも、休日も。
アーチェリーの練習時間を削りつつ…(笑)
今日は、電気分解とイオンについてでした。私が、教科書読んで、ワークを解いて、きちんと理解し、整理し、まとめのプリントを作ってから、娘への指導が始まります。意外にも、中学生の勉強って大人の今、やってみると楽しいですよ!
体細胞分裂も、なかなかいい!
166 バイターのノックの話 ③
この度、ピンインサート使います。
今まで、ダイレクトに装着していたので、突っ込みタイプのノックを使っていました。
詳しくは、2019年5月に書いた記事をご覧ください。
107 バイターのノックの話①
108 バイターのノックの話②
ピンインサートを使用するに当たり、再びノック選びです。
選ぶのはもちろん
バイターを使う理由
① 美しい!
② つがえる向きを間違えない
① 美しさ
イーストンとバイターしか使ったことはありませんが、明らかにバイターの方が美しいです。クリア系は『まさに宝石!』と思っています。
自己満足度は、MAXです。
② つがえる向きを間違えない
バイターのノックは上下非対称です。これはリカーブにおいては、「良いのです」とされています。実感としては、私には分かりませんが、結果的に、こんな良い影響があるんですよ。
矢をつがえるとき、ノックの形を見れば、上下を間違えることは皆無です。この機能?は、意外に便利ですよ。たまにイーストンのノックを使うと不便さを非常に感じますしね。
さて、何色にしようか…。
…次回に続く
165 リモートアーチェリー大会!
8月1日(土)午前 8:30 射場集合。
午前 9:00 試射開始。
午前 9:15 行射開始。
午前11:00 行射終了。
かなりのお久しぶりの大会ということで、ワクワクし過ぎたようでして…、私、まさかの
2時間睡眠!
こういうときはお約束のエナジードリンク!
そんなこんなで、行射開始。
こんなんだったり、
こんなんでした
前半、自己新マイナス4点という高得点を叩き出した私は…
このペースなら…
遂に目標の600アップか!
後半、1エンド目…
ちーん ♪
36点。
その後も2度、30点台を叩いてしまいました。
しかし、最終エンド…
気合いの赤点!
(※赤点…6射50点以上)
お久しぶりの大会、めっちゃめちゃ楽しかったです。
この大会の企画、運営に携わった全ての人たちに、心から感謝いたします。本当にありがとうございました!
終わったあと、みんなで焼き肉食べました。
最高に美味しかったです!
忘れられない一日になりました。
164 第1回リモートアーチェリー大会が楽しみてす。
これ、知ってますか?
そう言われて、見たのがこちら
やったー、大会だー!!
しかも、楽しそう!
団体もあるとのこと。
早速、ふたり集めました。
大会や記録会が中止になって、目標も楽しみも半減しながらの毎日でした。
これは、本当に嬉しかったです。
ありがたいです。
運営の方に、感謝感謝感謝感謝です。
ありがとうございます。
矢、大会2日前の明日午後、届く予定です。大急ぎで、カットして、組み立てて、名前書いて…。
それもまた楽しいはず。
そして、大会前日に、ベアシャフトチューニングをするというびっくりスケジュールで臨みます。
参加者は、約990名とのこと。
ナショナルメンバーや日本記録保持者、アチャ本でいつもの目にするビッグネームがずらりとメンバー表にありました。
その同じ表(ページは全然違いますが)に、私の名前もあるという感動。
めっちゃ、楽しみにしています。
よろしくお願いします。
繰り返しになりますが、運営の方、このような機会を作り、与えていただき、本当にありがとうございます。
8月1日、土曜日、楽しみです。
162 現役アスリート宣言!
スパイン問題で悩み続けている今日この頃ですが、まさかの展開になってきました。
先日、70Mで自己新を更新し293点を射った私でしたが、その翌日、50Mを射つと(この日の射場では70Mはない)、散りまくりのボロボロでした。293点射てたのは…
アーチェリーでありがちな…
「マグレ」という現象
だったんだろうな、と思いました。
その更に翌日のことです。
70M射ちました。
294点 自己新更新!
既にこの時点で60射を越えていた私には、後半を射ち切れる自信がありませんでした。コロナ休みが明けて、ようやく射ち始めたとこなので…。
あと何本、射てるだろうか。
いつまで好調な点数を続けられるだろうか。
そんなことにチャレンジしてみよう、と思いました。そして、そのまま点取りを続けました。
36射、射ちきれました。
297点 自己新更新
(1本Mったにもかかわらず)
つまり、
70M-W 591点 自己新!
感涙。
もっと上手になれる。
熱く戦える。
感涙。
こんな日が来るなんて。
この歳(ほぼ50)になっても、現役世代と対等に戦えるとは、嬉しい限りです。
と言うか、
私も現役バリバリ選手!
つまり、
アスリートなのです!
アスリート…、現役選手…、
うーん、いい響きだね。
ふふふ
やってやる!
てんとう虫が、くつろいでいました。
これこそまさに、てんとう虫 → 点取り虫
そんなどうでもいいことを思いつつ…
現役アスリート宣言!