061 雑草と私たち ②
前回、雑草抜きと草刈りの必要性について述べさせてもらいました。今回は、その楽しさについてです。
草刈りの時の一番の楽しみは
ザ 鎌投げ
高校の射場の的に向かって右側と後ろは、林でした。そして右側と後ろは崖でした。
鎌投げは、矢投げとは比にならないほど高い難易度の技です。ブレないように回転させることも、真っ直ぐ飛ばすことも容易ではありません。
草刈りの合間に、各々が技を磨きました。5mの距離から畳にブスッとさせるように私はなりましたが(成功率は約2割)、達人のS先輩は、10m離れた林の木の幹に刺すことができるようになりました(成功率は約2割)。残念ながら私は、遂に一度も、木の幹を捉えることはできませんでしたが…
ま、そんな楽しみもありましたが、草刈りが楽しかった最大の理由は、
本格的なシーズン到来
を肌身で感じるイベントだったからかもしれません。雪が解け、若葉が芽吹き、雑草を刈るといよいよ高校時代の一番の戦い、インターハイ(予選)と国体(予選)に向けた、全力疾走が始まるのです。
060 雑草と私たち ①
頚椎のヘルニアになり、1ヶ月半が経ちました。手術の必要はないと医者に言っていただき、最悪の結果にはならず、ホッとしました。
ひたすらに、ただただ痛く、そして、痛みは段々強くなりました。痛いのは、肩です、首ではないです。痛みは、一気に腕へ広がり、そして、中指と薬指に走るようになりました。でも、首は痛くありません。
立つと激痛、座っても激痛、何をしても激痛が大きな波でやってきました。しかも、多少痛みが弱めになっても、激痛が………
そんな季節にようやく別れを告げ、快方へ向かう季節に入りました(多分)。痛みは、すこーし、良くなってきました。
外は温かくなり、草もメキメキ伸びています。
【 想い出話 〜雑草と私たち〜】
この時期になるとやらねばいけないのが
草刈り 雑草抜き
大学時代は、地獄でした(雨が降ったら怒鳴られるの巻/詳しくはそのうち…)。ですが、高校時代は楽しかったです。
鎌を手にし、先輩、後輩、総出でやります。これをしっかりやっておかないと、的から外れた矢を探すときに、非常に難儀することになるのです。
高校時代は、お金がなく(我々は、親の資金援助はあえて求めず、みんなバイトで金を作っていた/俺達のプライド)、矢は最低限の1ダースしか持っていませんでした。しかも、アルミ矢。
なので、1本の矢、とっても大事です。
無くす訳には行きません。
経験者は分かると思いますが、外れた矢は、よく潜ります。地面に対し、水平に近い角度で飛んで行きます。そして羽根のお陰で土の中へ完全に潜り込むことはなく、刺さるのではなく、地面の土の上を回転しながら進みます。すると、大抵は、草の丈が短くても中々見つかりません(今度外れたら写真をアップしますね)。まして、草の丈が長めになるとお手上げです。
ハズレ矢の 捜索だけで 日が暮れる
草刈りが必要な理由は、他にもう一つあります。それは、
男爵の攻撃を受けぬため
男爵とは、モスキートン男爵のことです。つまり、蚊。いつからモスキートン男爵と呼ばれるようになったかは分かりませんが、なぜか私だけがそう呼んでいました。
草刈りを怠ると男爵は激増し、それを行うことで、男爵との出会いはかなり減ります。
次回へ続く…
059 一年経ちました。
アーチェリーを再びやろうと思って、ちょうど1年が経ちました。
戦いたいという欲望と上位に食い込みたいと言う煩悩とともに歩んだ1年でした。
そして…
怪我、故障、激務、風邪……
これでもか、これでもか、と襲いかかる逆風の嵐。
特に、身体、故障し過ぎです。
ベッドから見える風景
頚椎椎間板ヘルニアに苦しめられる日々が続いております。今も整骨院のベッドの上で電気、流されております。弓が持てるようになるには、かなり時間がかかるようです。
それが、何だ!
くっだらない映画ですが、とっても好きです。是非一度、鑑賞してみて下さい。逆境に陥ったときは、この映画のシーンが浮かんで、元気が出ます。(但し、ホントにくだらないですよ)。逆境に打ち勝つため、私も、また、鑑賞しようかな。
今しかできない、今だからこそできることがあるはずです。
私のアーチェリーへの情熱は、常に熱く燃えたぎっています(ベッドの上ですが)。
アーチェリーは楽しいです。
あー、早く射ちたいなー
058 寒さ対策の神様アイテム
どんなに寒い日であっても、アーチェリーの試合は当然決行されます。私も何度か寒さに震えながら戦ったことがあります。
大学時代、最上級生として迎えた関東リーグ戦、第一戦は3月でした。その日の天候は、まさかの……
吹 雪
一年中、雪が振らない地区に我が大学はありました。雪が降らないので、当然、雪の中で練習したことはありません。
3月下旬から4月末に行われる関東リーグ戦に向け、1月から3月初めは、練習試合シーズンとなります。真冬ですが、雪が降ったことなど一度もありませんでした。よって、大学時代、雪の中で試合をしたことなんかありません。
よりによって、最も大事な最後のリーグ戦で、しかも、接戦が予想され、今後の流れに大きな影響がある重要なその日……
埼玉は、雪。
「埼玉は関東ではないのか!」
心の中でそう叫んでいました。
(からっ風の地域なので、関東平野はどこであっても雪が降らないと思ってました。)
さて、積雪10cm、猛吹雪の中、試合は、当たり前のように始まりました。
あの時、これがあれば、もっと素晴らしい点数が出たはず……
そちらの商品が、本日ご紹介させていただきます神アイテムです。その名は……
バスケットボール用
手 甲
■メリット
・手がとっても暖かくなる。
・取り掛けに、ほほ影響なし。
・グリップに、ほぼ影響なし。
・場所を取らず、携帯しやすい。
・寒い日は、他の人にドヤ顔ができる。
・デザインもまずまず。
・お手頃価格(1000円〜2000円)。
・アマゾンでも楽天でも簡単に買える。
■デメリット
・特に見当たらない。
こんな感じ……
是非、お試しあれ。
056 今、待合室です。
先週の火曜日、練習頑張りました。激務激務の日々でしたが、4月のゴールデンウイークにたっぷり休日出勤したおかげで、練習できました。
ようやく、アンカーの位置、いい所を見つけました。鼻、口、顎のライン、引手小指が、自然と決まるいい位置を見つけました。
およそ1年かかりました。
その感触、とっても気持ち良かったです。
サイトが決まってからは、30mで赤点近辺(6射で54~57点)を射ち続け……、途中から押手肩と引手肩に痛みを感じつつも、まー、射ってました。久し振りだから筋肉痛?とか思いつつ。
点取りもしてたので、痛みを堪えながら続けました。
330点行くかな?
ま、このあと失速しても320点行けるかも。
痛みが強くなり、でも止めたくなくて…
しかし、矢は右下に行き始め……
だが、右下7点付近でかなりのグルーピングでした。
顔の傾き?
顔向け?
取り掛けの力の入れ具合?
リリース?
矢筋?
重心?
押手の肩??
そんな3射×3回のあと、原因がよく分からないまま、再び3本とも金に入り始め…
だが、ラストの6射はクリッカーが全然切れません。少し前に出すも、タイミングよく切ることできず……
痛みの中、最後まで射ちました。
そんなこんなで点数が出るはずもありません。
何かモヤモヤします。
ですが、やっと理想的なアンカーの感覚を得ることができ、そして、肩の痛みさえなければ、赤点(30mなら330点)もそのうち出る感じがします。
ゴールデンウイーク後半の四連休が楽しみです。たっぷり、練習ができそうです。ワクワクしてます。
と言う、素敵な火曜日の夜でした。
BUT
翌日、肩に激痛。
今日を含め、6日間の激痛。
何もしていなくても、激しく痛みます。
これまで経験したことのない痛みの種類です。
連休なので、通院できず、ただひたすらに耐えるのみでした。この痛み、辛すぎです。何もしていなくてもずっと激痛なのです。
そして、今、整形外科の待合室。
果たして……
ちょっと怖いかも。
055 アーチェリーの大会に天候は無関係 ①
アーチェリーの大会や試合は、どんな天候でも、基本、やります。
私もかつて、いくつか経験しました。
台 風
台風の真下で戦ったことがあります。なぜ、こんな中でアーチェリーをしなければいけないのか理解に苦しみながら、開会式に参加してました。
ずぶ濡れになり、風に遊ばれながら、メガネの雨をぬぐいつつ、戦いました。
一体、こんな中でアーチェリーするなんて、意味ねーだろ!
そう心の中で何度も叫んでいました。
ん ?
この時、私は、忘れられない光景を見たのです。
目 = 快 晴
雨は止み、風もなく、見上げると、頭上だけが丸く、快晴でした。もろ台風の目です。まさに黒目、いや……
瞳 です。
台風の瞳に入ったのは、今のとこ、人生でこの1回だけです。
この日、悪天候の中でアーチェリーした意味がありました。
台風の目の中で戦ったことは、忘れられない思い出のひとつです。
この日の以降、雨の中の戦いを少し楽しめるようになりました。