アーチェリーに燃える親父のブログ

45歳で再び始めた男の紆余曲折悪戦苦闘日記

037 そして大会です。

 

 

 いよいよ記録会。

 

 

 

 

 2時間以上も前に、会場入りをして、時間をかけて、念入りにストレッチしました。

 

 

 

 

 

 心配していた右肩の鋭い痛みはほぼありません。

 

 痛み止め注射、偉大です。

 

 

 

 

  やれる。 今日こそ、やれる!

 

 

 

 高得点を叩き出したとき、誰に伝えようか…

 

 

 そんなことをニヤニヤ考えながら、ストレッチをいていたその時、

 

 

 

 

     ボキッ
 

 

 

 

またしても体にトラブルが…

 

 
 
 

 右肩甲骨右斜め下、突然激痛
 

 

 

 

 

 

 これはもう、絶対に、すぐ射つのを止めるレベルです。

 

 

 

 普段ならそうしています。

 

 

 

 しかし、今回の大会は、目標の達成がかかった大一番です。止めるわけにはいかんのです。

 

 男は前に進まねばならんのです。

 

 

 そう自らを鼓舞しながら、無理して出場しました。

 

 

 射つ度に、激痛が走ります。

我慢しました。歯を食いしばりました。

 

 

 点数が思うように伸びません。

 

 

 何回か、Мを叩いてしまいました。

 

 

 

 

 そんな状況でも、不思議と、途中棄権しようとか、そんな気は起きませんでした。最後まで前向きに戦うことができました。

 

 

 

 

 そして、気になる成績は…

 

 

 

 

  ちーん 
 

 

 

 

 

 

 

 こういう展開のときは、ドラマや映画、漫画や小説では、逆転とかして、感動の涙でハッピーエンドとなるものだと思いませんか。

 

 

 

 私の場合、そうではありませんでした。

 

 

 

 

 うっ、うっ

 

 

 

 

 ボロッボロの前回よりは、点数は良かったですが、ぼろっぼろでした。530点どころか、500点にも満たなかったです(というか、もっともっと低い)。

 

 

 

 

 ふふふ、まだまだだな。

 

 

 

 

 

 

 

 あー、悔しい!
 

 

 

 

 

 負けたときの、この悔しさ、惨めさ、辛さ…

 

 

 

 懐しい(笑)

 

 

 

 

 

 こんな感情も含めて、実感しています…

 

戦いの場に帰って来れたんだ。

 

 

 

 

 心身ともに復活するには、少し時間がかかりそうです。

 この半年、頑張ってきて、本当に良かったな、と思います。

 

 

 

 

 

 だが、悔しい。 少し泣きました。

 

 

 

 

 

 

 次回、「再び立つ(予定)」、お楽しみに。

 

 

 

 

036 大会報告 02

 

 

 今回、アーチェリーに復帰することを決めたとき、ある目標を掲げました。

 

 

 

それは…

 

インドア大会への出場

 

 

 70Mより、18M。

 強風より、無風。

 144本より、60本。

 40ポンドより、30ポンド。

 30℃より、5℃より、15℃。

 凸凹地面より、平らな床面。

 スコープ確認より、目視確認。

 

 

 外での戦いより、クリアすべき要素がかなり少ないインドアを目標にしました。これは正解だったと思います。

 

 あの日から半年が経ちました。

 

 故障に次ぐ故障に苦しみながらの半年でした。

 

 

 約20年振りとなった公認大会は、緊張とクリッカーにやられ、ちーん、な結果でした。

 

 

 そのリベンジを誓った今回の記録会でした。

 なのに、ここで、またもや故障

 

 

 前回の記録会で、クリッカーがなかなか落ちず、苦しんだ結果、右肩の鋭い痛みが再発したのです。しかも大変な激痛となって表れたのです。

 

 

 一週間ほど肩を休めた後、短めの練習をしました。調子はかなり良かったです。6射すれば、5本は金に入りました。3射の内、1射は10金でした。

 

 

 

 しかし、肩に鋭い痛みが出て、40射前後で帰りました。

 

 

 

 翌日、激痛が襲ってきました。この痛み、さほど和らがずに、現在まで続いています。ゴム引きですら痛くてできません。とういことで、この3週間ほとんど練習できませんでした。

 

 

 

 出場を強行すれば、悲惨な点数となり、肩がしばらくアウトになることは、容易に想像できます。

 

 しかし、もしも、もしかしたら、肩さえ持てば、目標としている530点を出すことができるかもしれない、そう思いました。

 

 

 

 大会前日、整形外科に飛び込み、

 

 肩に痛み止め注射。

 

 当然、注射の前には、診察、レントゲン、MRI検査が、必要です。

 

 

   6 9 0 0 円

 

 

 その金額、痛かったです。

肩も痛いし、財布にも痛いのです。

しかし、結果として、好成績が挙げられるのなら…、

と、無理しました。

 

 

 

 そんなこんなで、この3週間はほとんど練習できませんでした。

 

 特にラスト1週間は、引くことが全く出来ませんでした、ゴム引きでさえも。

 

 

 

 

 

 そして、記録会を迎えるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

035 肩について考えました。

 アーチェリーに関するいろんな人のブログを見ると、こんな単語をよく目にします。


      肩の痛み



 アーチェリーをしていると、ちょこちょこみんな怪我に苦しんでます。大概、腱鞘炎か肩の痛みです。そして、長期間休んだり、中には手術に踏み切らざるを得ないケースもあったりします。




      私もです。



 
 30代半ばに、右肩鎖関節の手術をしました。原因は、若かりし日のアーチェリーでした。何度も通院を重ね、手術に踏み切りました。




     骨、削りました。





 手術はそんなんでもありませんでした。術後、ホッとした私に対し、世話しに来た看護婦がそれぞれ異口同音に言うのです。手術前には誰一人そんなこと言わなかったのに…





    肩はね、
    リハビリが地獄なんだよ
           (にやり♪)



 


 えー、仰る通りでした。地獄の痛みに耐える日々でした(笑)









 ま、それはそれとして…






 残念ながら、今も肩が痛いです。左右ともに痛いのですが、特に右肩がとっても痛いです。大会のとき、クリッカーが全然切れなくて、肩にダメージを受け続けたことが原因です。







 私、考えました。




 どうしたら肩への負担を減らすことができるのだろうか?







■ 結論


 この年になると老化による体の機能低下により、怪我をしやすくなり、また、それが治りづらくなります。

 怪我して、長期間苦しんだり、練習ができなくなるくらいなら、若かりし日のように、的中を追い求め、自分を追い込んでいくのではなく、体への負担について考え、体をいたわりながらずっと続けていくことこそ大事であると思うのです。

 きっとそっちの方が、長い目で見れば、上達していると思います。



 我々、おじさんには、怪我などして後戻りしたり、休んでることなどできないのです。

 我々に与えられている時間は、僅かです。10代、20代のバリバリな若者と真っ向勝負ができるのは、あとどれくらいでしょうか。


 そして、


 怪我の仕方によっては、即、引退です。しかも一生できないかもしれません。




 慎重に、慎重に、臆病にいきたいと思うのです。




 そして、



 情熱を熱く燃やし続け、
 戦っていきたいです。


 勝ちたいです。

034 大会報告 01

 大会に出場しました。

 18年振りです。
 
 あの青春の舞台に帰って来ることができました。


 学生時代、「大会に出場する」と「大会に申し込む」は同義だと思っていました。


 中年社会人にとって、それは間違いです。








   ■今回、大会に出場するために
    乗り越えてきた試練一覧

    ①練習時間の捻出
    ②金銭の調達
    ③疲労回復時間の確保
    ④怪我の予防(ストレッチ)
    ⑤怪我の療養(整骨院、病院)
    ⑥練習場所の開拓と開墾
    ⑦家族の機嫌取り
    ⑧アーチェリーについての勉強
    ⑨道具の調整
 



 特に大変だったのは、①練習時間の捻出と⑤怪我の療養でした。中年社会人にとってこの2つは大きな障壁だと思います。



 今回挑戦して初めて分かったことは、40代で何か始めるということの異常なまでの大変さでした。苦しさでした。



 仕事から帰宅したら、夕飯食って、上手い珈琲を片手に、チョコやポテチをつまみながら、ソファーで横になって、好きなTVやビデオをのんびり観たりする。たまには、仕事のあと、スタバに寄って、エスプレッソ片手に、好きな本を読むのもいい。



 この対局にあるのが、私のアーチェリーでした。





 やるかやらぬかを決めるのは自分だけ


 
 やると言い出したのは自分ですし、やめると言ってやめることはいつでもできます。降りるのは簡単です。全ては自己の判断で決まります。




 なので…、

 何度も葛藤し、弱い自分にちょこちょこ負けたりしつつも、半年間努力してきました。まだまだ努力が足りないことは、はっきりと自覚できています。でも、一方では…




  頑張ってるな、俺…!




 という気持ちも強く持っています。




 のんびり過ごすことは簡単で、
 何かをやろうとすることは難しい

 何かに情熱向けて取り組むことは、
 やりがいと成就感、感動につながる。
 それは、ただのんびり過ごしているとき
 には得られない貴重な人生の糧。


 と思います。



 アーチェリー始めて良かったと思います。

 半年間続けてこれたことに
ひたすら感謝しております。

 たくさんの人たちに支えられながら
大会の舞台に立つことができました。
  


 ありがとうございます。











 さて、結果ですが…





     前半 (目標270点)
 
       212点

      ちーん ♪



     

     後半 (目標270点)

       219点

      ちーん ♪
 




   合計 431点 (目標540点)

       ちーん ♪







  ま、それはそれ、

  …発展途上ですから(笑)

033 新しいハンドルの感想

 

 

 

じゃじゃ〜ん やってきましたー!

 

 

 


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 眺めてみます。

 
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 触ってみます。

 
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    エ ロ い

 

 

 

 

 

 

 

 エロチックバイオレンス

 

 大人のエロさ全開なのです。

 

 

 

 

 

 私はすっかり、このエロエロな彼女の虜になってしまいました。

 

 

 

 私たちは、道具とその使用者というありきたりの関係では、もはやなくなったのでした。

 

 

 

 

 

  愛 人 関 係

   と言った方が正しいでしょう。

 

 

 

 

 

 練習へのモチベーションは上がりまくりです。

 

 

 

 

 

 

 

032 出逢いの季節

(前回から続く)

 

 見た目最高の、碧い色した頼もしい奴(HOYT Epik)に心奪われるも、私たちの間には、重量とグリップ形状という二つの大きな壁があったのです。

 

 見た目とファーストインパクトを重視するのが本来の私ですが、大きな失敗をした経験を生かし、見た目も大事ですが、今回は中身をより重視して選ぶことにしました。

 

 

 

つまり…

 

 

 

◆ 選考基準

 

 

  ①重量が軽い。

  ②グリップの形状がニシザワに近い。

  ③④がなくて、⑤は見た目。

 

 

 

そして…

 

 

大人の男の「一生もの」なのだから、中途半端ではなく満足できるものを追求することとしたのです。

 

 

 

 

◇ 選考結果

  

 

 今回の選考会はとにかく迷いに迷いました。

 

 

 なので… 迷ったときはこれ(?)

 

 

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 ほほー…

 

 

 

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基準①……完璧クリア

 

 

 

 

 

 

 …グリップは?

 

 

 

 実は、かなり前に、発注をミスってしまい、下の写真のグリップをたまたま持っていました(笑)

 

 

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しかし、このグリップは、

感触、感覚がとても嬉しいものでした。

かつて使っていたグリップに形状が似ていたからだと思います。

 

 

なので、返品せず、手元に残していたのです。

 

 

 

おや?

 

このグリップって、CXTでも使えるんだ!

 

 

 

基準②……完璧クリア

 

 

 

 

 

 

最後に、見た目の話

 

 

 

性能は置いといて、単純に見た目だけでの検討です。

 

 

 

あっ、ちなみにメーカーはWに決定です。

 

 ヤマハもニシザワもないですし、HOYTのそれは重く、グリップも合いませんでした。マイナーなものに引き寄せられる私ですが、今回は今後のことを考え、大きなメーカー(HOYTとW)から選ぶことにしていました。

 

 

 

 

 シルエット的には…

 

 

 デザイン的には…

 

 

 色的には…

 

 

 

 

納得できたのがこれでした。

 

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よって CXTに決定しました!

 

 

 

(GMXの明るい青が、見た目はダントツで最高なんですが……)

 

 

 

 

031 別れの季節

   


   
   ありがとう。 さようなら。
   











 別れの季節は出逢いの季節…

 と言う訳で… 出逢いを求めて…




 そして



 信頼できる頼もしい相棒を見つけました。











 なんてったって、この色、最高です。見てるだけで最高に盛り上がります。私、青が好きです、その中でも特にが好きです。藍も好きですが、この輝く碧にはかないません。この碧に心奪われました。

 沖縄の海の色が好きです。




 そしてこの無骨な感じ、たまりません。Wなんとかの韓国製のなよっとした感じは好きになれません、嫌です。HOYTのこのゴツゴツさが忘れかけていた私の武士道を目覚めさせるのです。




 金がないのに手に入れることを先に決めるのが俺流です。





 せっせと金策に励む日々。




 
 そんなある日のことでした。それの現物を見たのです。正確には1つ前の型ですが、色はほぼ同じです。



最 高 。


 手に入れること、決定!!

 一緒に戦うたくましい奴です。







 射たせてもらいました。




 ん?
 グリップの感覚がかなりよろしくないです。




 んん?
 重過ぎです。

 私のスタビ一式を付け替えて、もう一度…
 ふぅ、重過ぎだね。





 ここで私がどんな奴か思い出して下さい。

① 学生時代はニシザワを使い、このグリップの感覚がとても好きでした。ニシザワのグリップは、ヤマハほどではありませんが、HOYTよりはかなり細いです。

② 肩の手術経験あり。左右の肩鎖関節に痛みあり、療養中(週に1、2回整骨院に通院)。




 

悩むことになりました。

 色がいい。形がいい。見た目は最高。神。

 グリップに抵抗が…。ハンドル重過ぎ…。





毎日毎日、カタログ片手に悩み続けました。



ついつい勢いで決めてしまったり、
ついつい突っ走ってしまう悪い習性があるので、今回は慎重に慎重に選ぶことにしました。



   

何しろ、一生ものですから。


 「一生もの」は普通の選択とは訳が違います。

 失敗は許されません。





 なのに、時々、一生ものの選択にミスることがあるのです。

 ………。  

 ま、それはそれとして
 


 見た目に心奪われる系の私。
 同じ間違いを犯さぬよう、
 見た目ではなく、中身を優先させることにしたのです。





カタログとスマホとにらめっこの日々です…







(続く)