アーチェリーに燃える親父のブログ

45歳で再び始めた男の紆余曲折悪戦苦闘日記

010 矢を組み立てる

 五時間前、発注していた矢が届きました。
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 今夜は近射をのんびりやる予定でしたが、昨日の30mの点取りで、クリッカーがさっぱり切れず、ぷるぷるしたり、強引にしてしまいました。いつもならすぐ近射に戻って、鏡の前でアレコレやります。しかし、昨夜は「アーチャーの証」を手に入れるため(009参照)、36本、射ち切らねばならんかったのです。

 

 昨夜、引き手の肩に鋭い痛みが…。

今朝のモーニング近射でもやはり鋭く痛みます。そして、すぐ中断。

 夜の練習は当然お休みです。数日は慎重にいくつもりです。残念(涙)。

 

 ということで、矢の制作開始!


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 今日の完成矢は四本。スピン貼りが遅々として進まず、やる気スイッチがOFFになってしまったので、続きはまた明日♪

 

 いい配色でしょ。的では目立たないだろうけど、近射メインの練習矢だからこれでいいのです。
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 20年振りに矢を組み立てました。

20年前には使っていませんでしたが、今回使ってみてとっても良かったアイテムがこちら↓

 


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 ちーん…

 

 老眼鏡

 

 

 

・翌日追記

 よっしゃ、終わったー! 

 思ったより時間かかったぜー。

 ふむふむ、結構満足ですな。

 練習のやる気 アープっ!!

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009 アーチャーの証

 グリーンバッジ。体育館でひとりで練習する場合、必要となるもの。大会に出場する場合、必要となるもの。一度取ればずっと有効な筈のもの。

 
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私「体育館で一人で練習するとき、必要なことって何かありますか?」

協会の人「うん、グリーンバッジ」

私「持ってますよ。小さいけれど(笑)」

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 …私、現在グリーンバッジが大きくなり、デザインも変わったことを知っておりました。

 

私「大きいのって、必要ですか?」

協会の人「うん」

 

 実は、新しいグリーンバッジには裏に登録番号が刻まれてることはネットで調べて知ってました。なので、新しいバッジは必要となるのではないかと予想してました。

 

 

 しかし、旧式バッジが有効か無効かは不明でした。仮説を3つ立てました。

 

①旧式バッジを持っていれば、新バッジと交換となる。

 

②旧式バッジを持っていれば、お金を払って新しいものと交換になる。

 

③全く新たに入手し直さなければいけない。 

 

どれなのか、さっぱり分かりませんでした。

 

 

 

 とはいうものの、さほど気にしてませんでした。申請するだけで事は済むのだろう…と。つまり、①か②だろうと思っていたのです。

 

 

 っていうか、そもそもグリーンバッジなんて、……の……で、別に……ないし、……が……いじゃん。

 という程度のものでした。

 

 

 

 グリーンバッジとは何たるか!

 

 

 

 

 It's the akashi of ARCHERs .

 

 そうです、数日前、私は、衝撃の事実を知ることとなったのです。!

 

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(アーチェリーボーイより)

 

 そう、グリーンバッジは「アーチャーの証」だったのです。認識不足でした。浅はかでした。反省します。

 

 グリーンバッジをこれまで軽んじていて、申し訳ございませんでした。今後は、グリーンバッジを大切にし、グリーンバッジを誇りにします。

 

 

そして…

 

  30m36射で200点を取ること。

 

 

 昨日、取りあえず、突然、チャレンジすることにしました。矢を射ち初めてようやく一ヶ月。近射ばかりです。ちょびっとだけ15mを射ったことはありますが、酷過ぎてすぐ止めました。的に当たるイメージがまだ全然できていませんが、

 

…俺ほどの男、いきなりやってもできるはず

 

 という全く根拠のない確信のもと、挑みました。

 

 

 30mは長かったです。的がよく見えなかったですね。困りました(笑)

 

 そして、点取りの36射は時間がとても長く感じました。一射一射の点数に一喜一憂するという、絶対やってはいけない射を36回繰り返しました(笑)

 

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 これで私も「ARCHER's  akashi」を手にすることができるのです。

 

 

 

 

PS これがさっきのそれ

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《レビュー》

 アーチェリーの漫画と言うことで、私、期待して読みました(無料だし)。

 ……で……な展開が……でとても……だったりして……でした。一気に最後まで読みました。

 時間は大切にすべきだと思いました。

 

 

 

008 矢を注文しました。

今宵は、矢の話です。
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 私が持っている矢はACE1ダースのみ。今はもっぱら近射のみ。11月の大会(インドア)に向けて、今後、距離を射つかもしれませんが、外での大会出場は来年以降の予定。現在は上達の途上なのでよく外します。

 

  近射に、ACEは、もったいない。

 

 一撃必死の高価なカーボン矢より、多少曲がっても問題なし(?)なアルミ矢の方がいい。アルミ矢ならACEよりもぐぐっと安いです。

 

 

閑話休題

 折角なので、今宵は、私の弓を通過して行った矢の変遷をご紹介します。

 

■ The  history  of  my  arrows   ■

 

 

 高校時代、初めて使った学校備品の紫シャフト。今となってはどれだかよく分からないですが、似たような銀色シャフトも使っていたと思います。当時の私達の中では、銀シャフトが最下層。その上が紫シャフトでした。性能や値段ではなく、見た目だけのランク付けでした(笑)


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   【ジャズ】1本…743円

 

 

 紫シャフトの上がこれ。高校二年生のとき、新聞配達とオフィスビル清掃のバイトで貯めたお金で買った俺たちの憧れ、X7。手にしたときの嬉しさはまだ覚えてます。とにかくカッコ良かった。ずっと眺めていた。愛着が一番強い矢はダントツでこれ!
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   【X7】1本…1123円

 

 

 大学時代、ずっと使っていたACE。当時一本4500円(完成矢)で購入。1ダース54000円也。矢の補充が必要になる度、セブンイレブンの惣菜工場での深夜の日雇いバイトで9000円を調達。
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   【ACE】1本…3283円

 
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   ※ 当時のメモより

 

 

 社会人になり、SA(スキーアーチェリー)への出場を目指しました。SAでは上限のポンド数が決められていたため、かなりポンドを下げなければいかず、スパインの関係で矢も作り変えることになりました。ACEより安いACCで調達。当時、確か一本2300円。


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    【ACC】1本…1728円

 

 

 

 

 さてと、ネットを開いて…

…あちぇ屋、ネクスト、シブヤ、インポートギア…

…ポチポチポチポチ…

 

 近射ならこの際、ジャズでもいいか。1ダースで半完成矢で、8808円。でもなぁ、せっかくだから愛しのX7にしようかな、シャフトのみだと1ダースだと13476円、もろもろ入れたら17000円ちょっとかな。

 

 

ん? これ何だ? 安すぎ? 誤記? まじ?

 
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   【インスパイア】1ダース…3800円

 


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   【テックワン】1ダース…4800円

 

 

 うーん、どういうことでしょう? 

ちなみに、アバロンテックワンで、1本いくらかちょっと計算してみました。ポイント、ノック、羽の代金を足すと…

 

 1ダース、7640円!

 なんと 1本あたり、637円!

 

 ジャズより安いカーボン矢……?? 安すぎる。

ネット情報でも知り合い情報でも、悪くないようです。

 

 やったー!

 

 ということで、ポチポチっとあちぇ屋さんに発注。あちぇ屋さんは、シャフトカット、線引き、ピン付け、ノック付け、ポイント付けがオールフリーなのでとてもありがたいです。  

 今回は家計にとても優しいので、配送先はOさんではなく、自宅です(笑) ※004参照

 

 

 But、一週間経っても連絡が来ません。

で、連絡してみました…

 

 店「混んでいます。現状で37番目です」

 私 「え、配送はいつぐらいですか?」

 店「8月末から9月初め頃だと思います」

 私 「もそっと早いと良いのですが…」

 店「では……、…、……。」

 私 「よろしくお願いします」

 

 と言うことで、ポイント、ピン、ノックの装着は自分でやることにして納期を早めることにしました。一日でも早くしないと、またあの悲劇が繰り返されるかもしれないので…。

 

 あの悲劇…

 

 そう、悲劇。

 

 おバカさん的悲劇…

 

 近 射 で 継 ぎ 矢  ー4000円 

 
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 作り笑顔に心は泪

 

 

 

007 20年以上前のノートが発掘された

 

 

 

 ノートが発掘されました。

大学時代に書いていたアーチェリーメモノート。クイーバーに入れて、試合中もこのノートを確認していました。

 

 ちょっと見てみますか?

 

丁寧に書いているページ
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勢いで書いているページ
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メモは大事。とっても大事、とにかく大事です。

 

今はスマホのメモ機能など使ってメモしたりしています。

 

 

 

声を大にして、私は私にに言いたい!

 

 メモすることは大事、

 そのメモ読むことはもっと大事!

 

 

 

 私の記憶力では、メモしないと綺麗さっぱり抜けてしまうのです。効率の良い練習のためには、私にとってはメモがとっても大事で、積み立てた財産だったりするのです。

 

 

 

 

 

 

 

005 努力できることに感謝してます。

 

 

 高校時代(実質2年2ヶ月)、とにかくうまくなりたくて、そして全国大会(国体、インターハイ)の出場を目指していました。

 

 大学時代(実質2年半)、団体戦のメンバーになって王座で戦うこと、個選を勝ち抜いて全国大会で戦うことを目指して頑張っていました。

 

 社会人(実質2年間)になっても、全国大会(国体、SA)の出場を目指していました。


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 情熱を燃やしていました。

 特に学生時代は青春のすべてを注いだと言っても過言ではないと思います。

 

 高校時代、地域の小さな大会なら勝てるようになりました。

 

 大学時代、団体戦のメンバーとして活躍することができました。関東個人選手権大会では3年連続で予選を通過して本選に進出できました。

 

 社会人では、SAで1勝することができました。

 

 そこそこの活躍はでき、勝つ喜びも十分に得ることができたと思います。

 

 大学時代の引退試合となった個人選手権の本選では最終射を30金で終え、やり切ったと誇らしげに思いました。

 

 残念ながら全国大会出場は一度も成し遂げることができませんでしたが…。

 

 

そして、今…

 

 アーチェリーを再び始めました。競技がしたくなりました。大会に出場し、あの空気を吸いたくなったのです。本気の集中力を発揮したくなったのです。

 

  目標 半年後のインドアの大会への出場

 

 具体的には、目標を2月の地元のインドア選手権大会への出場としました。

 

 選手としてシューティングラインに立ち、72本射ち切ることが第一の目標です。


 ゴム引きしたり、竹弓引いたり、目標に向かっての努力を少しずつ始めました。すると学生時代には全くなかった感覚が起きました。

 

  射つこと自体が、

  とても楽しい、とても嬉しいのです。

 

 社会人となり仕事は激務で時間はなく、できた時間は家族サービス(まーこれはこれで満足)と家事で終わる。それが、今は自分のために射ができる。時間はわずかだが、とても素敵な時間だ。心から射てることに感謝の念が湧いてくる。

 

 目標に向かっての努力を素直に楽しめる自分がいる。

 

 シューティングラインで斜め60度に顔を上げ、「ありがとう」と心の中でつぶやき、そして微笑むと、体中を清流が流れ、そして澄みわたるのです。

 
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 練習が終わる時間が来ると、もっとこの時間を過ごしていたい…という思いに後ろ髪を引かれます。

 学生時代にはなかったこの感じ、これからも大事にしていきたいです。

 

弓を片手に、ありがとうをつぶやき、

微笑んでいきたいです。

 

 

004 ファーストリムを買いました。

 

 

 六月下旬のことでした…

 

 弦を張って、普通の素引きをしてみたい。

 

そんな希望を持ちながら、色んなことを考えていました。射形を作って行くためにはやはり軽いのから徐々に上げていきたい!

 

という訳で、28ポンド前後で一番安いリムを捜索しました。もちろん一番安いリムに決定です。カーボン無しのグラスリムです。

 

 

 ではポチるか。 いや待てよ…

 

 

 

 ここで大きな問題に気がつきました。

 

 日頃、私が、倹約しろー、無駄遣いすんなー、と家族に言ってるもんだから、私宛の宅急便が来ると「検閲官たち」は怖い顔してこう言うのです。

  

 は? 中身は何?

 

 酒もタバコも博打も女も全くやらない私は、金のかからない優良な男です。確かに男のロマン(趣味)には多少、金を注ぎ込む傾向はありますが…。

 

 しかし、そんなのは大した問題はないのです。だが、他者との比較ができない我が妻子の検閲は非常に厳しいのです。しかもアーチェリーが「金のかかる道楽」であることを知っているのです。

 

 いくら最低価格のリムだと言ったとこで11000円は、Hey!Say!JUMPのファンクラブの2年分の会費です。彼女らが理解を示すはずがないのです。

 

 

 

 

 …私、考えました

 

 

 翌日…

 


 「通販で買い物をしたいのですが、家族にバレるとまずいものなので、Оさんのお宅に配送させてもらえませんか?」

 

 

 信頼している職場のОさんにお願いしました。即座にアダルトものだと察したОさんは困惑した表情で

 

 「中身は何?」

 「男のロマンです」

 「え?」

 

 正直に答えたら、余計怪しい方に…

その後、きちんと詳しく説明しました。


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 4日後、出勤すると、Оさんが大きな箱を渡してくれました、素敵な満面の笑みとともに…

 

「昨日うちに届いたよ、はい、男のロマン♪」

  …職場の同僚が何人も振り返ります…

  やばい、誤解されてるかも(汗)

 

 

「奥さんにバレないように気をつけてね♡」

 

  ちーん

 

 

  …優しいお言葉に、振り返った同僚の表情が

   強ばります。

  まずい、完全に誤解されてる(汗)

 

 

 「どうやって使うの?」

 

 左手を握ってハンドルのジェスチャーをする

 右手でリムを握っているジェスチャーをする

 そして左手に右手を寄せながら…

 

「こうやって挿して使います」

 

 

 あれ? 間違えたかも。詰んだかもしれんね。

 

 

 とは言え、

  …Оさん、ありがとう。



 

 

 

 

003 弓を使ってゴム引きです。

 六月上旬の話です…

 

 竹の弓の導入以降も、継続してやっていたただのゴム引き。日々続けていたら、段々といい感じになってきました。何だかうまいげな雰囲気が醸し出されてきた気がします。

 

 

 次の段階へステップアップ…

 ゴム引きハイパー!

 

 

 射形を更に良くすることと押手の肩を強化することをねらい、弓を使ったゴム引き練習を開始しました。まー、最大の効果は、アーチェリーをやった気になって、盛り上がる!ということですね。

 

 

 

■ゴム引きハイパー(弓を使ったゴム引き練習)の正しいやり方

 用意するもの

  ①セラバンド(強度5)

  ②弓(リム以外フル装備)

 手順

  ①裸

  ②弓を持つ

  ③ボウスリングかフィンガーをつける

  ④ゴムの端を前足で踏む。

  ⑤ゴムの中ほどをグリップにかける

   (握り込んでもいい)

  ⑥ゴムの端を後ろの手で握る

  ⑦実際の矢を射る動作を行う。

   (フォロースルーまでしっかりと)

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 留意点

  ・筋肉の動きなどを確認するため、

   裸になって鏡の前に立つこと。

  ・誤解を避けるため、目立たないように行う。

 

 はい、私、毎日、朝晩30分以上はやりました、居間の端っこの鏡に向かって。

 気持ち悪がっていた家族も、一週間後には裸で鏡の前に立つ男に何も言わなくなりました。

 

【教訓】

 裸であっても継続は力なり