アーチェリーに燃える親父のブログ

45歳で再び始めた男の紆余曲折悪戦苦闘日記

081 ばね指手術始末記 ②切る

 

 

 「麻酔しますよー」 

 

 いよいよくる…、負けねーぞ、かかってこい!

 そんな感じで気合を入れて待っていると… 

 ずぶっ  

  ふー! 

 ぎゅゅゅゆゆゆゅゅ

  ふー、ふー

 

 

 思っていたよりも、はっきりと感覚が伝わってきます。

 しかし、見えていないので一体、今なにが行われているのかさっぱり分かりません。なので、この先は、私が感じたままに伝えますね…

 

 ぐいぐい ぐいーん 

 ぐっぐっぐっ

 ぐいーん びん びん 

 ぐっぐっぐっ

 びゅいん ぎゅぃーん

 びゅよよんん びゅよよんん

 ぎゅゅゅゆゆゆゅゅ

 ぎゅゅゅゆゆゆゅゅ

 

 

 「あとは縫って終わりですよ。」

 

 にゅーん びゅっびゅっ

 にゅにゅーん びゅっびゅっ

 

 

 

 「はい、終わりです」という言葉もないままに気付くと後片付けに入っていました。

 

 

 最後にドラえもんの手のように、丸くぐるぐる巻に包帯をして終了しました。

 

 麻酔注射を打ち始めてから、8分間で終わりました。プロ集団の手際の良さとスピード感に感服しまくりだったのです。


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手術後、真ん丸にされた手を見ながら…

 

『ちょこっと切っただけなのに、こんなにぐるぐる巻にするなんて、先生はよっぽど心配性なんですね(フフフ)』

 

 そんな風に、ほのぼのと思いました。頭の中がお気楽だったので、ぐるぐる巻きにする訳に、私は気付くことができず、後々ちょこっと後悔することになりました(笑)

 

 

 

 

 手術室の扉が開くと、そこには…

   次の患者さん

 

 

えっ、休憩無しで、すぐやるんだ…

と驚いていると、看護師さんの明るい声が…

 

 次は左、左手でーす♪

 

 ……。

 

 凄いですね、先生、そして皆さん。

 ただただ感服致しました。

 皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 手術室を出て、時計を見ました。手術室に入ってから、20分が経っていました。