073 後輩に会いました ①
昔から親しくしている高校の後輩がいます。社会人になった今もトップアーチャーの一人として大活躍しています。
当時、大学で活躍(個人の感想です)していた私は、高校生の彼らに、弓具、その調整法、射型、試合のルール、メンタルコントロール、練習法…といったあらゆることを教えていました。
現在、ある意味、大海原で漂流中の私は、彼に、現在の弓具、その調整法、射型、試合のルール、現在のアーチェリー界…といったあらゆることを確認させてもらったり、教えてもらっています。
先日、そんな彼と一緒に食事しました。
彼の活躍話に嬉しくなったり、射型の話に夢中になったり…。押し手やバックテンションの話のときは、お互い立ち上がって、実際に筋肉や肩甲骨を触って動きを確認しました。本や動画では伝わらない「感触」というものを確認しました。他のお客さんからは、立つと胸あたりから上だけが見える半個室の席で、おじさん二人が立って、こんな感じで……、嬉しそうに興奮気味で……
「触ってみませんか」
「あっ、触りたい!」
「じゃ、ここ触るよ」
「い~ですよ」
「おおぉ〜♪」
「ねー、こっちも触っていい?」
「はい、どうぞ」
「うぅ〜む…」
「どうです?」
「いい〜ね〜♫」
周りのお客さまには、熱々のカップルに見えたかも知れません(笑)
とっても楽しいひとときでした。