063 ま、そんなこともありました。
【思い出話 〜矢投げ〜】
我が高校のアーチェリー部は、顧問の先生はいたものの、練習については、基本、部員で全てやってました。先生は、週に1回見に来る位でした。
なので…
ある意味、無法地帯
ここが、他の高校とは決定的に違っていたと思います。しかも、我が校は、「自由と自主自立」を校風とする伝統校でした。
つまり…
自己責任なら何でもあり
(但し、安全第一)
休憩時間と練習の締めに時々やっていたのが、矢投げ。ネットもない時代、自分の経験のみで技を磨いていきました。
素人は、上手く出来てもせいぜい10m程度だと思います。しかも真っ直ぐ飛んでくれません。
我々も初期はそうでした。しかし、何度も繰り返していると、半年を過ぎる頃には、かなり飛ばせるようになりました。角度も安定し、その範囲は的に対し左右5度以内に収まるようになりました。刺さりはしないものの30mの的に当たることも出てきました。その後、記録は更に伸び、50mの的の上を越えることもありました。
上手くいったときは、かなり気持ち良いです。まるで、へそに射ちこんだときのように…
自己ベスト 60m
私のささやかな自慢です(笑)
その数年後の雑誌アーチェリーの学連のページに、矢投げをする大学生の写真が掲載されていました。
ありなんだ…。
うーむ、私のいた大学なら、1本投げただけで、間違いなく、
正座、ビンタ、坊主…
しかも、多分、同じ学年の連中は、私に連座して、
正座、ビンタ
は、免れなかったでしょう。そして、運が悪ければ
全員坊主…
そんな空気を感じ取って、大学では一度もやりませんでした。これからも絶対ないですね。