アーチェリーに燃える親父のブログ

45歳で再び始めた男の紆余曲折悪戦苦闘日記

068 アーチェリーと目と私⑤

 

 

 裸眼極楽時代が終わりを告げ、老眼時代が始まりました。老眼鏡のおかげで小さな文字も解読できるようになりました。

 

 

 

 昨秋、30mを射つようになったとき、ある事にふと気付きました…

 

 

 

 

 的がよく見えない

 

 

 

 

 まさか、近視になったのか?

 

 老眼時代が始まったばかりなのに?

 

 

 

 

 そして練習中、精神的にまずいことが起こり始めました。

 

 それは…

 

 

 

 外したのは、俺じゃない、近視のせいだ。

 

 と思い込むようになってしまいました。その思いは日に日に強くなり、1ヶ月が経つ頃には、本気でこう思い込んでました。

 

 

 

 

 眼鏡さえすれば、余裕!

 

 

 外したり、不調のときは自然とそう感じていました。そのため、外してもショックを受けたり、ブルーになることがありませんでした。そしてミスショットからはあまり反省したり、学ぼうともしませんでした。何しろ、大した根拠もなく、こう思っていましたので…

 

 

 

 だって眼鏡したら解決するじゃん

 

 

 

 

 

 しかし、日に日に的があまりにボケるようになり、サイトピンが、果たして的の中心を指しているのかよく分からなくなってきました。

 

 

 事ここに及んで、遂に眼鏡男子になることを決意しました。そうしてお手頃価格のオシャレな眼鏡屋さんに行きました。

 

 


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 オシャレな理由 → 妻がそう言うから

 妻が思う理由 → CMが櫻井翔君だから

 

 

  このお店、初めてでしたが、中々良かったですよ。客に対し、大手だからといって、高圧的だったり、横柄だったりする店員率が非常に高いFメガネとは違って、疑問点を質問すると丁寧に説明をしてくれました。ちなみにレーシックをする前はいつもFメガネでした。その頃は接客態度も良く、丁寧でいつもお世話になっていました。それだけに最近の酷すぎる接客態度には、がっかりです。4箇所も店舗を回りましたが、どの店舗の店員も態度があまりにも酷かったので、まー全体的にそうなんでしょう。今回メガネを作るなら、昔から愛着のあるFメガネと思っていただけに非常に残念でした。

 

 

 

 高圧的だったり、横柄だったりする人間は、昔から大嫌いです。怒りを覚えます。そこに優しさや愛情があるのなら、それはとても嬉しいのですが…。

 

 

 

 

 だから、大学時代は、偉そうに威張っているだけの先輩とは、必要なこと以外、一切、口をきかずにいました。

 

 

 

 

 ま、それはそれとして…

 

 私、

 

  眼鏡男子 再デビュー

 

 

 

 

 さて、眼鏡さえあれば点数は良くなる!とか思っていた私ですが、実際にどうだったのかと言うと…

 

 

 

 

 6射での赤点率大幅アップ!

 

 10金率も大幅アップ!

 

 18М60射で約30点アップ!

 

 大外し率、変化なし!

 

 

 

 本当に当たるようになりました。

視力って物凄く大事ですね(矯正視力含む)。

 

 

 大外しの原因と視力とは無関係

 

 

 ちーん…

 

 

 大外しは、眼鏡では解決しませんでした。

 

  

 

 続く 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

067 アーチェリーと目と私④

 

 

 20才で初めて使ったコンタクトレンズは、その後、高品質化と低価格化が進みました。

 

 ハード → O2 → 使い捨て

 

 

 

 そして、32才のとき、大きな決断をしました。

 

 

 レーシック

 

 

 角膜をちょこっと切って近視を良くするという手術です。

 このことについては、話し出すと長くなるので、それはまた、今度……

 

 

 

 

 まー、そんなこんなでやりましたよ、

 錦糸眼科でイントラレーシック。

 
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 結果 

 

   0.06 → 1.5

 み、見える、見えるよ、父さん!!

 

 

 

 

 文明開化です! そして、裸眼視力1.5という夢の時代が約15年間も続きました。

 

 

 

 

 ところで、今回これを執筆するに当たり、ネットで検索してみたところ衝撃の事実が…

 

 錦糸眼科、潰れてました。

 

 しかも、集団訴訟がらみ。

 私は、たまたま上手くいっただけのようです。


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             ちーん。

 

 

 

 

 

 

 さてさて、話を戻しますね。

 

 

 栄枯盛衰。視力極上時代に陰りが出てきました。2年前、手元の見え方が怪しげになってきました。そして、アーチェリーにも影響が…

 


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 サイトの目盛りが読めない

 

 

 

 

 

 文明退化です。遂に老眼時代に突入です。ダイソーで老眼鏡を購入しました。

 

 サイトの目盛り、クッキリハッキリです。

 

 感動。

 (見えたことに感動、百円に感動)

 

 

 

 よし、かっこいい老眼鏡を買うぞー!

 

 

 前向きな私は、老眼鏡ショックからすんなり立ち直り、老眼生活を楽しむことにしました。

 

 

 

 

 続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

066 アーチェリーと目と私③

 

 

 コンタクトレンズを買った1時間半後に、落として無くすという衝撃的な瞬間の後、地面に這いつくばって探し続けました。

 

 

 衝撃的過ぎて、その時の状況は今でもはっきりと覚えています。

 

  降ったり、止んだりの霧雨模様…

  濡れて黒くなったアスファルト

  明かりは通過する車のヘッドライト… 

 

 

 

 その後、三十分以上探し、遂に見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 

■コンタクト落としてしまいました事件

 (アーチェリー編)

 

 

 その三年後、大学4年のリーグ戦(対専修大学戦)、シーソーゲームの大接戦の試合中、私、やっちまいました…

 

 

 

 

 行射中に、コンタクト落とす

 

 

 

 コンタクトを落としたことは意に介せずに、すぐに残り矢をつがえました。

 

 矢を射ち切れない(=タイムオーバー)と点数が低くなり、勝敗に影響が出る可能性があるのはもちろんですが、我が大学では、やっちまうと、恐怖のお説教とビンタが待っています(記憶が定かではありませんが、もしかしたら、リーグ戦なので、一発で坊主だったかも)。必死です。

 

 裸眼視力0.06な私は、的がぼんやりとしか見えない状況でしたが、目を凝らし、絶体絶命の大ピンチの時の祈りの言葉を唱えながら射ちました。

 

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   南無八幡大菩薩 

   願わくはこの矢 

   外させ給うな

           那須与一平家物語

 

 

 矢を射ち切れない(=タイムオーバー)と点数が低くなり、勝敗に影響が出る可能性があるのはもちろんですが、我が大学では、やっちまうと、恐怖のお説教とビンタが待っています(記憶が定かではありませんが、もしかしたら、リーグ戦なので、一発で坊主だったかも)。

 

 576本(=1人72本×8人分)の合計で競うのに、たった1本が、勝敗を決することがあります。白に行ったあの1本をせめて赤で止めていれば…なんてことはちょこちょこあります。

 

 

南無八幡 南無八幡 南無八幡 …

とにかく必死で射ちました。

 

 

 

 そして、矢取りし、振り返ると、感動的なシーンが…

 敵、味方みんなで私のコンタクトを探してくれているではありませんか。

 

 

 

 その後、しばらくして、見つかりました。その場で洗って装着し、戦いました。

 

 

 

  ○ 我が大学    ☓ 専修大学

     4669点       4668点

 

 

 

 まさかの1点差でした。一人の持ち点(満点)は720点です。各大学11名でチームを組みます(それをイレブンと呼ぶ)。その上位8人(エイトと呼ぶ)の合計が、何と一点差だったということです。

 

 

 

   真実は映画より奇なり

 

 

 

 

 うーむ、何とも申し訳ございませんでした。

 

 

 

続く…

 

 

 

065 アーチェリーと目と私②

 

 

 

 コンタクトレンズが欲しい。

 

 コンタクトレンズさえあれば、雨も怖くない。

 

 

 しかし、当時はとても高価でした。しかも危険がいっぱいでした。

 

 

 ソフトをしてる人が思わず居眠りしたら、レンズがくっついて外れなくなり、角膜もろとも取れたという事故についてのTVは何度も見ました。

 

 ハードは、目が痛くなり易く、しかも外れやすいという問題を抱えていました。高価なのに、落としやすいなんて、これは大変です。


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 毎回きちんと洗わないと、レンズにカビが生え、眼球がヤバイことになるってこともTVでよく聞く話でした。

 

 

 

 とは思いつつも、私、コンタクトに強い憧れを持っていました。

 

 雨の日に戦うのに便利、という他に理由がもう一つ。こっちの方が最大の理由だったかもしれませんね。

 

 

眼鏡をすると見た目が気持ち悪い。

コンタクトなら見た目カッコいい。

 

 

 よく聞く言葉ですね。先日、娘が中学生の分際で同じこと言って、おねだりしてきました。と言いますか、うちの娘の場合、おねだりではなく、脅迫でしたが…(当然却下)

 

 

 

 さて、大学生となり、バイトで貯めたお金で買いました。管理が比較的楽なハードを選択しました。

 

 

 初めてはめて、激痛に苦しむこと1時間で、いい感じになってきました。

 

 

 

 感想

  眼鏡より、顔、カッコよく見える。

  これなら雨の日、無敵かも。

 

 

 生まれて初めてのコンタクトに感動しながら、浮かれながら、帰宅しました。最寄りのバス停で降りた直後、小さなゴミ?か何かが顔に付いたので、ごく自然に手で軽く払いました。

 

 

 その結果…

 

 

  コンタクトレンズ

  無くしました

 

 

 

 

      ちーん

 

 

 

 

 

          続く…   

 

 

 

 

 

064 アーチェリーと目と私①

 

 

 

 

 あれは、中学3年生の冬休みでした。当時、私は、周りの連中と同じく、受験勉強に力を注いでおりました。

 

 

 実はその時から、入学したらアーチェリー部に入ろうと何となく思っていました。

 

 

 さて、そんな冬休み、塾の冬期講習に通っていたのですが、毎日の周りの風景が日に日にぼやけていきました。五日前には、はっきり読めていた看板の文字が、あっという間に読めなくなりました。

 
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 めちゃめちゃ一気に視力ダウン。

 1.5 → 0.6

 

 

 高校時代には、確か0.3だったような。

 

 

 

 アーチャーにとって、低視力は大問題です。消費税の導入よりも大問題でした。

 

 

 

   眼鏡かければいいしょ

 

 

 

 確かに眼鏡があると、的が見えるようになります。天候が悪くなければ、不便ではありますが、まー、何とかなります。

 

 

 

 ですが、問題は、雨天時と降雪時なのです。エイミング中、レンズに滴が一つ乗っかっただけで、その位置によっては、的が歪みます。ましてや土砂降りだと、

 

 

 悲惨です。

 

 

 悪天候での試合では、いつもこれに泣かされていました。悔しい思いもしました。

 だから、こう思いました…

 

 

 

 コンタクトレンズが欲しい

 

 

 

 

               続く…

063 ま、そんなこともありました。

 

 

 

【思い出話 〜矢投げ〜】 

 

 

 我が高校のアーチェリー部は、顧問の先生はいたものの、練習については、基本、部員で全てやってました。先生は、週に1回見に来る位でした。

 

 

 なので… 

 

 

 ある意味、無法地帯

 

 

 

 ここが、他の高校とは決定的に違っていたと思います。しかも、我が校は、「自由と自主自立」を校風とする伝統校でした。

 

 

 つまり…

 

 

 

 自己責任なら何でもあり

    (但し、安全第一)

 

 

 

 休憩時間と練習の締めに時々やっていたのが、矢投げ。ネットもない時代、自分の経験のみで技を磨いていきました。

 

 

 素人は、上手く出来てもせいぜい10m程度だと思います。しかも真っ直ぐ飛んでくれません。

 

 我々も初期はそうでした。しかし、何度も繰り返していると、半年を過ぎる頃には、かなり飛ばせるようになりました。角度も安定し、その範囲は的に対し左右5度以内に収まるようになりました。刺さりはしないものの30mの的に当たることも出てきました。その後、記録は更に伸び、50mの的の上を越えることもありました。

 

 上手くいったときは、かなり気持ち良いです。まるで、へそに射ちこんだときのように…

 

 

 

 自己ベスト 60m

 

 

 私のささやかな自慢です(笑)

 

 

 

 

 

 

 その数年後の雑誌アーチェリーの学連のページに、矢投げをする大学生の写真が掲載されていました。

 

 

 

 ありなんだ…。

 

 

 

 

 うーむ、私のいた大学なら、1本投げただけで、間違いなく、

 

  正座、ビンタ、坊主…

 

 しかも、多分、同じ学年の連中は、私に連座して、

 

  正座、ビンタ

 

 は、免れなかったでしょう。そして、運が悪ければ

 

 

 全員坊主…

 

 

 

 そんな空気を感じ取って、大学では一度もやりませんでした。これからも絶対ないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

062 見た瞬間、買いました。

 

 

 

 整形外科に行き、注射を打ってもらったあと、隣にあるドラッグストアへ行きました。

 

 

 

 今日は暑いので、アイスを食べようと思っていました。

 

 

 

 見た瞬間、心奪われました。

 

 


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 つまり、こういうことなんですよね。

 

 

 早く治して、その舞台に立ちたいですな。