アーチェリーに燃える親父のブログ

45歳で再び始めた男の紆余曲折悪戦苦闘日記

034 大会報告 01

 大会に出場しました。

 18年振りです。
 
 あの青春の舞台に帰って来ることができました。


 学生時代、「大会に出場する」と「大会に申し込む」は同義だと思っていました。


 中年社会人にとって、それは間違いです。








   ■今回、大会に出場するために
    乗り越えてきた試練一覧

    ①練習時間の捻出
    ②金銭の調達
    ③疲労回復時間の確保
    ④怪我の予防(ストレッチ)
    ⑤怪我の療養(整骨院、病院)
    ⑥練習場所の開拓と開墾
    ⑦家族の機嫌取り
    ⑧アーチェリーについての勉強
    ⑨道具の調整
 



 特に大変だったのは、①練習時間の捻出と⑤怪我の療養でした。中年社会人にとってこの2つは大きな障壁だと思います。



 今回挑戦して初めて分かったことは、40代で何か始めるということの異常なまでの大変さでした。苦しさでした。



 仕事から帰宅したら、夕飯食って、上手い珈琲を片手に、チョコやポテチをつまみながら、ソファーで横になって、好きなTVやビデオをのんびり観たりする。たまには、仕事のあと、スタバに寄って、エスプレッソ片手に、好きな本を読むのもいい。



 この対局にあるのが、私のアーチェリーでした。





 やるかやらぬかを決めるのは自分だけ


 
 やると言い出したのは自分ですし、やめると言ってやめることはいつでもできます。降りるのは簡単です。全ては自己の判断で決まります。




 なので…、

 何度も葛藤し、弱い自分にちょこちょこ負けたりしつつも、半年間努力してきました。まだまだ努力が足りないことは、はっきりと自覚できています。でも、一方では…




  頑張ってるな、俺…!




 という気持ちも強く持っています。




 のんびり過ごすことは簡単で、
 何かをやろうとすることは難しい

 何かに情熱向けて取り組むことは、
 やりがいと成就感、感動につながる。
 それは、ただのんびり過ごしているとき
 には得られない貴重な人生の糧。


 と思います。



 アーチェリー始めて良かったと思います。

 半年間続けてこれたことに
ひたすら感謝しております。

 たくさんの人たちに支えられながら
大会の舞台に立つことができました。
  


 ありがとうございます。











 さて、結果ですが…





     前半 (目標270点)
 
       212点

      ちーん ♪



     

     後半 (目標270点)

       219点

      ちーん ♪
 




   合計 431点 (目標540点)

       ちーん ♪







  ま、それはそれ、

  …発展途上ですから(笑)

033 新しいハンドルの感想

 

 

 

じゃじゃ〜ん やってきましたー!

 

 

 


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 眺めてみます。

 
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 触ってみます。

 
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    エ ロ い

 

 

 

 

 

 

 

 エロチックバイオレンス

 

 大人のエロさ全開なのです。

 

 

 

 

 

 私はすっかり、このエロエロな彼女の虜になってしまいました。

 

 

 

 私たちは、道具とその使用者というありきたりの関係では、もはやなくなったのでした。

 

 

 

 

 

  愛 人 関 係

   と言った方が正しいでしょう。

 

 

 

 

 

 練習へのモチベーションは上がりまくりです。

 

 

 

 

 

 

 

032 出逢いの季節

(前回から続く)

 

 見た目最高の、碧い色した頼もしい奴(HOYT Epik)に心奪われるも、私たちの間には、重量とグリップ形状という二つの大きな壁があったのです。

 

 見た目とファーストインパクトを重視するのが本来の私ですが、大きな失敗をした経験を生かし、見た目も大事ですが、今回は中身をより重視して選ぶことにしました。

 

 

 

つまり…

 

 

 

◆ 選考基準

 

 

  ①重量が軽い。

  ②グリップの形状がニシザワに近い。

  ③④がなくて、⑤は見た目。

 

 

 

そして…

 

 

大人の男の「一生もの」なのだから、中途半端ではなく満足できるものを追求することとしたのです。

 

 

 

 

◇ 選考結果

  

 

 今回の選考会はとにかく迷いに迷いました。

 

 

 なので… 迷ったときはこれ(?)

 

 

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 ほほー…

 

 

 

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基準①……完璧クリア

 

 

 

 

 

 

 …グリップは?

 

 

 

 実は、かなり前に、発注をミスってしまい、下の写真のグリップをたまたま持っていました(笑)

 

 

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しかし、このグリップは、

感触、感覚がとても嬉しいものでした。

かつて使っていたグリップに形状が似ていたからだと思います。

 

 

なので、返品せず、手元に残していたのです。

 

 

 

おや?

 

このグリップって、CXTでも使えるんだ!

 

 

 

基準②……完璧クリア

 

 

 

 

 

 

最後に、見た目の話

 

 

 

性能は置いといて、単純に見た目だけでの検討です。

 

 

 

あっ、ちなみにメーカーはWに決定です。

 

 ヤマハもニシザワもないですし、HOYTのそれは重く、グリップも合いませんでした。マイナーなものに引き寄せられる私ですが、今回は今後のことを考え、大きなメーカー(HOYTとW)から選ぶことにしていました。

 

 

 

 

 シルエット的には…

 

 

 デザイン的には…

 

 

 色的には…

 

 

 

 

納得できたのがこれでした。

 

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よって CXTに決定しました!

 

 

 

(GMXの明るい青が、見た目はダントツで最高なんですが……)

 

 

 

 

031 別れの季節

   


   
   ありがとう。 さようなら。
   











 別れの季節は出逢いの季節…

 と言う訳で… 出逢いを求めて…




 そして



 信頼できる頼もしい相棒を見つけました。











 なんてったって、この色、最高です。見てるだけで最高に盛り上がります。私、青が好きです、その中でも特にが好きです。藍も好きですが、この輝く碧にはかないません。この碧に心奪われました。

 沖縄の海の色が好きです。




 そしてこの無骨な感じ、たまりません。Wなんとかの韓国製のなよっとした感じは好きになれません、嫌です。HOYTのこのゴツゴツさが忘れかけていた私の武士道を目覚めさせるのです。




 金がないのに手に入れることを先に決めるのが俺流です。





 せっせと金策に励む日々。




 
 そんなある日のことでした。それの現物を見たのです。正確には1つ前の型ですが、色はほぼ同じです。



最 高 。


 手に入れること、決定!!

 一緒に戦うたくましい奴です。







 射たせてもらいました。




 ん?
 グリップの感覚がかなりよろしくないです。




 んん?
 重過ぎです。

 私のスタビ一式を付け替えて、もう一度…
 ふぅ、重過ぎだね。





 ここで私がどんな奴か思い出して下さい。

① 学生時代はニシザワを使い、このグリップの感覚がとても好きでした。ニシザワのグリップは、ヤマハほどではありませんが、HOYTよりはかなり細いです。

② 肩の手術経験あり。左右の肩鎖関節に痛みあり、療養中(週に1、2回整骨院に通院)。




 

悩むことになりました。

 色がいい。形がいい。見た目は最高。神。

 グリップに抵抗が…。ハンドル重過ぎ…。





毎日毎日、カタログ片手に悩み続けました。



ついつい勢いで決めてしまったり、
ついつい突っ走ってしまう悪い習性があるので、今回は慎重に慎重に選ぶことにしました。



   

何しろ、一生ものですから。


 「一生もの」は普通の選択とは訳が違います。

 失敗は許されません。





 なのに、時々、一生ものの選択にミスることがあるのです。

 ………。  

 ま、それはそれとして
 


 見た目に心奪われる系の私。
 同じ間違いを犯さぬよう、
 見た目ではなく、中身を優先させることにしたのです。





カタログとスマホとにらめっこの日々です…







(続く)

030 30金が出ました。

 

 

 大会が迫ってきました。

 

 8月から怪我と故障続きでほぼ練習してません。なのにやってくるのが大会です。

 

 前回の点数(028参照)は、前半232点、後半200点、合計432点という、ちーんの結果でした。

 明らかに8月の方が当たっていました。とは言え、怪我や故障もある意味、自己管理の問題なので、私が「過ちを犯した…」ということでしょう。

 

 

ま、それはそれとして…

 

 

 

さて 練習です。

家では毎日、やってました。

仕事終わって深夜に帰宅。それから黙々と…

 

 

どれほど上手くなったのだろうか?

 期待を胸に体育館へ練習に。

 

 

前半(目標265点)→前回は232点


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ちーん

 

  2点下がった。36点も足りない…

 

 

 

 

気を取り直して…

 

 

 

後半(目標265点)→前回は200点
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 おおおおおー

 

 

 目標達成!!

 

 2エンド後半からの21射は素晴らしい。

 

 しかもラストは、30金!!!

 

 18年振りの 30金 (感涙)

 

 

  おおおおおおー 大興奮。

 

 

  これなら戦える。

 これならやれる。 

 

 

 

 ここで、ひとつ疑問が…

 

 

 どうして前半あんなに当たらなかったのか?

 どうして後半、急にあんなに当たったのか?

 

 これがイマイチはっきりと説明できないのです。

 

 分かったことは、

 ぎゅぎゅぎゅ…びゅーんってやるといい。

 

 ここまで急に点数が出たのか自分でもよく分からない。そこが少々心配です。

 

 

ま、そんなことはいい…

 

これで証明されたのです。

 

目標の点数は未知の世界ではなく、出したことがある点数であるということ。つまり…

 

540点は難しいが、出せる!

 

ということが証明されたのです。

感激、感涙なのです。

 

 

 

その夜、大興奮がいつまでもいつまでも続いたのでした。

 

 

しかし、

人生、そううまくはいかないのでした。

 

 

 

 

 

 

029 寒くなりました。

 朝は一桁気温の寒い季節になりました。肩や腰に走る痛みに悩まされる私にとってはとても辛いことです。

 

 

  寒い日は 

  たった一射で 

  怪我をする

 

 

 大学時代、気温が低い朝に、個人練習に行ったときのことです。

 

 面倒臭がってストレッチせずにシューティングラインへ入った私に悲劇が襲います……

 

 カチンッ ビュン  うっっ!

 

 

 その一射でその日の練習は終えるしかありませんでした。そしてまさかの、一週間の練習不可状態となったのです。

 

 それ以降、射つ前は必ずストレッチを欠かさぬよう意識するようになりました(とは言え時々ストレッチをサボる)。

 

 そして、寒い日は身体を壊しやすいので要注意なのです。整骨院の先生にも身体を温めた状態でやるように諭されました。

 

 

 だが、寒いもんは寒いのです。

 

 

 どうすれば、暖かくなるのか。

 

 屋外では射てない。体育館は週3使えるが、一回の練習にかかる金額が馬鹿にならないのです。痛いのです。

 

   390円(利用料)

   120円(練習中のジュース)

   100円(帰宅時のセブンのコーヒー)

   

 

 うちの近射場(車庫)は当然寒いです。

 暖房器具を使ったとしてもかなり寒いでしょう。温かい格好しても、マイナス気温ではお手上げです。

 また、なんぼ暖かくしても、指は露出せねばならないし、それはバネ指の私にとってはあり得ない話なのです。

 

 

 閃きました!

 

 

 

 暖かくするのでは無い、

 暖かい所で練習するのだ!

        (コペルニクス的転回)

 

 

 

 

そして…
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つまり…
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 部屋の戸を開けると、そこは弓景色

 

 

 

 家族が寝る時間までは、射ち放題です。

 

 感涙

 

 

 

028 18mで初めて点取りしました。

 大会が目の前に迫った先日、初めて18Mの点取りをしました。腰と肩を痛めて以来、ほとんど射ったことがなかったので、どんなもんかなー? と。

 

 果たして、この身体で60射できるのか、痛みはどこにどれくらい出るのか、等々試してみたかったのです。

 

 あと、サイトを取っておきたかったので…

 

 

 せっかくなので、目標点数を決めることにしました。大会での目標が540点、久々のアーチェリーで初めての点取りなのでこの日の目標は510点。予想は515点。

 


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 持ってるだけで玄人っぽく思われる、懐かしのヤマハのスコアノート

 

 

 

 

 

前半の30射(目標は255点)

 

 

 

 


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 ん……  ?

 

 

  10点が、0本。 

 そんで、М(0点)が、1本

 

 

 

 

 

 

後半の30射(目標は255点)

 

 

 

 



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 10点が、2本。 

 そんで、М(0点)が、4本

 

 

 ……?  意味が分かりません…

 

 

 

 

 

 では、足し算…

 

   232 + 200 = 432

 

 

 

 

 

 

 

  大会での目標 540点

  今回の点数  432点

 

 

 

 

 

 

  …… ちーん

 

 

 

 

 

 目標点とは、全ての選手が自由に決定しても良い治外法権的エリアであることを覚えておいて欲しいですね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが、今回の点取りについて、

ひとつ付け加えておきたいことがあります。それは……   

 

 

  楽しかったなー、

  あー、幸せだなー  

 

         

        ということでした。